グランプリ全国1位のスピーチ映像と裏話㊙
6/11に行われた「最高セラピストグランプリ2024」の表彰式や会場の様子
そして全国1位を達成した際に行ったスピーチのフルバージョンを公開します!
また本記事では、グランプリの裏話、スピーチの原稿をそのまま下記に掲載させて頂きましたので合わせてご覧ください。
スピーチ原稿 公開
25才まで童貞のくだり…
そんな僕が、昨年に続き2年連続でこの舞台に立たせて頂けたこと光栄に思います
去年全国5位を達成した後のプレッシャーと葛藤
そして、今日の全国1位
ここに至るまでの道のりをほんの少しだけこれからお話します。
(お辞儀、拍手)
皆さん、改めまして!
東京秘密基地本店の「ほまれ」です!
(拍手)
実はグランプリが始まった4月から、周囲の期待やプレッシャーに押しつぶされそうでした。
4月の終わりには葛藤や不安で不眠症になり
5月に入ってから、ストレスから人生最大の肌荒れにも悩まされました。
事務所に行けば、「今年も上を目指すんですか?」とか「今年は1位楽しみにしてるね」とか
後輩からは「去年のスピーチみました!ファンです!」とすごく嬉しい反面、とんでもないプレッシャーを感じて
そして5月半ばには、グランプリはもう諦めようかなって弱気になった瞬間が何度もありました。
でも、どんなに苦しい状況でも僕がこの仕事を愛する理由はたった一つです。
それは、女性の笑顔と幸せのためです。
幼少期に家庭内暴力があった僕は、12才から18才を児童養護施設で育ちました。
離婚後に母が自殺し
僕が施設で育った頃、
親に甘えられない寂しさ、愛されて抱きしめられたい気持ち、周りの親がいるのが当たり前、
一言では言い表せ孤独や葛藤を誰にも言えず、一人で泣く夜もありました。
でももし当時僕に今の僕のような存在がいて、自分を理解してくれて寄り添ってくれたら、どれほど救われたんだろうと思います。
その思いが今、どんな状況でも、どれだけしんどくても僕を突き動かす原動力となっています。
そしてセラピストになり多くのお客様に出会っていくにつれ、大人になっても多くの女性が同じ悩みや葛藤を抱えていると知りました。
例えば、この1年で出会ったある女性がいました。
彼女は仕事のストレス、家庭内の事情、男性からのDVで心も体も疲れ切っていました。
僕と初めて出会った日、彼女は自分のことを話し始めるや否や
大粒の涙を流しながら2時間もの間、自分の心の内を話してくれました。
はじめは精神を患い、死ぬことばかり考えていた女性に僕は、自分自身を客観的にみるサポートをし、自分との向き合い方、考え方や心の守り方を一緒に考え続けました
徐々に笑顔と自信を取り戻していき
心の痛みを乗り越え、僕との時間を通して精神的にも成長し自立していきました。
その女性の変化し成長していく姿を間近で見て
僕は改めて「この仕事の意義」と「セラピストの必要性」、「自分の使命感」を強く感じました。
最後になりますがこのステージの輝きは、僕一人のものではありません。
ここに携わってくれた「全員の愛」と、見えない努力や苦悩があります。
そして、それを支えてくれるたくさんの人々がいました。
まず、わくら会長とM氏には、この舞台を用意していただき、僕が自分の声を届ける機会を与えてくださいました。
本当にありがとうございます
そしてこの場を借りて特に感謝を伝えたい人がいます。
手探りだった僕の成長を見守り導いてくれた東青店長です。
仕事の本質を教えてくださり、技術や知識を超えた心からのおもてなしと
一人一人のお客様に向き合う姿勢を教えて下さりました。
しんさんのご指導で学ぶことが出来たこと、心より感謝しています。
なにより、全てのお客様へ感謝の意を伝えたいです
本当にありがとうございます!
今日のこの輝きを、僕たち全員で分かち合い、さらに多くの女性に愛と喜びを与えていき
これからも皆で一丸となって、秘密基地グループ全体を盛り上げていきましょう!!
ありがとうございました!
ピーク・エンドの法則
皆さんは「ピーク・エンドの法則」をご存知でしょうか?
スピーチにおける「ピーク・エンドの法則」とは
人々が体験を評価する際に、最も強烈なポイント(ピーク)と経験の終わり(エンド)を特に記憶に残すという心理学の原則です。
この法則をスピーチに応用することで、聴衆に強い印象を与えることが可能です。
このスピーチにおいてのピークポイントは「僕の幼少期を話すくだり」「とある女性の変化と成長」
このエピソードは、スピーチの中で感情的な高まりを生み出し、聴衆を関心を引くどころか最終的に僕も泣いてしまいました。笑
そしてエンドポイントは「感謝の表明と今後の展望について」の部分です。
この部分は聴衆に最後の印象を与えるため、非常に重要です。
スピーチを希望に満ちたメッセージで終えることで、聴衆にポジティブな感情を残すことができるようにと考えていました!
今回のスピーチで300人の前でスピーチするにあたり、半端じゃない緊張と胸の高まりを感じ「原稿を覚えられないんじゃいか。。」という心配が頭をよぎりました。
でも逆に言えば「ピークとエンドだけをしっかりと話せば後は流れでいい」という、振り切れた考えを持てたことで、壇上に上る直前に気が楽になったのを覚えています。
まとめ
【僕たち、セラピストが存在する意義】
全国1位のスピーチを通して 僕は改めて「この業界の可能性」と「セラピストの必要性」、「自分の使命感」を強く感じました。
女性たちが必要としてくれるからこそ、僕たちの存在の意味があります。
秘密基地グループ全体で、僕たちを必要としてくれる一人一人の女性たちへ愛と喜びを広げていきたいです。
25歳まで童貞から『グランプリ全国1位』
ほまれ 27歳 🍑
下記から昨年の「最高セラピストグランプリ全国5位のスピーチ」も合わせてご覧になれます。